主催・運営 : 株式会社WORD CONNECTION JAPAN
19:30-
挨拶およびZOOM接続準備
Zoomには30分前には接続して待機できるようにしておきます。
19:30 – 20:00 酒匂寛(さこう ひろし)
Zoomは簡単なテレビ会議ツールとして人気ですが、ちょっとした工夫でさらに便利に利用することができます。 今回はZoom に関するちょっとした利用上のヒントをいくつかお話しします。
含まれる話題 >> 環境 * 複数回線の利用 * 複数画面(外部ディスプレイ/SIdecar)の利用 * 仮想カメラソフト(スイッチャー)との連携 >> 共同作業 * セキュリティ上の注意点(URLを公開しない、など) * iPad を使ったホワイトボードへの書き込み * その他の共同作業ツール例 … Miro, Google docs .. >> 便利な Tips * Google Calendar との連携 * ミュートの一時解除(スペースキー) * グローバルショートカット(Zoom のキーボードショートカットをアプリ外でも利用可能に) * その他のちょっとした便利な設定をいくつか >> 番外 * 照明の話
20:00 – 20:15
Q & A
質問とディスカッションと休憩
20:15 – 21:15
西村 多寿子(にしむら たずこ)
医学系の研究論文の効率的な読解法を解説します。医科大学の大学院生や医師向けに実施してご好評をいただいている単発の英語講義を翻訳者向けにアレンジしてお話しします。日経メディカルオンラインで掲載された英語学習記事「論文英語のクールな表現」の内容を踏まえ、今回は循環器系の有名ジャーナルCirculation誌に掲載された日本発の臨床試験REAL-CADの論文を題材に、論文抄録(Abstract)と論文本体(Full text)でよく使われる英語表現を学習します。
講義では、同じような内容を示す言い回しが複数あることを具体的に示すと共に、専門的内容を含む長文についても、若干の文法解説を加えながら、英文構造と内容の理解を促します。統計記述を含む表現や図表についても、当該論文に出ているものを中心に、解説を加えていきます。
新型コロナウイルス感染症の治療薬に関する報道では、治験、臨床試験、臨床研究といった言葉が飛び交っていますが、治験、臨床試験、臨床研究の違いは何かについても、講義の中で触れていく予定です。
21: 15- 21:30
Q & A
質問とディスカッションと休憩
21:30 – 22:30
Kaori Myatt(まいあっと かおり)
参加者に医療に関連するメディア記事を実際に翻訳してもらいます。(500ワード程度)見出しと内容を効果的に訳すコツをお伝えします。課題は登録者にお送りします。
翻訳した記事は期限までに提出してもらい、一部をクラス内で添削し、翻訳例を講座内で見ます。訳し上げと訳し下げの違いとその効果、接続詞を効果的に使うことで日本語の結束性を高める方法とその具体例、どこまで原文に忠実になるべきか、メディア記事で注意すべきこと、知っておくべきことなどを具体的な例文を使用しながら翻訳理論と絡めて解説します。原文の意味を残しつつ、日本語でどう効果的に読者に伝えるか。翻訳初心者から上級者まで参加していただける内容です。